てん信寺(秋田市手形)

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概要・歴史・観光・見所
てん信寺(秋田市手形)概要: てん信寺の創建は江戸時代初期の慶長18年(1613)、初代久保田藩主佐竹義宣が父・佐竹義重の菩提を弔う為、建立したのが始まりです。佐竹義重は戦国時代「鬼・義重」と呼ばれた大名で、戦国時代に伊達氏、北条氏などに囲まれながら佐竹氏の領土拡大に努めその地位を固めました。秋田に国替え後は領内南部の要として六郷城(秋田県美郷町六郷)に入りますが、慶長17年(1612)に落馬が元にその生涯を閉じます。当初は秋田市楢山にあった天徳寺に埋葬されましたが翌年、てん信寺が寺領200石で創建されると改葬されました。てん信寺は天徳寺傘下の佐竹六寺となり代々の天徳寺住職の養成所として多くの名僧を輩出しました。明治4年(1871)に廃藩置県により久保田藩が廃藩になると藩の後ろ盾を失い廃寺となりますが10年後に再興しています。山門の石造りの金剛力士像は元々正洞院にあったもので、手前には保存樹である大きなケヤキが歴史を伝えています。寺宝である十一面観音像は秋田市指定文化財で、境内には義重はじめ、多くの一族や家臣の墓碑があります。久保田三十三観音二番札所。山号:大澤山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。

てん信寺:写真

てん信寺
[ 付近地図:秋田市手形 ]
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