白瀑(八峰町八森)概要: 白瀑神社は八峰町を代表とする神社で案内板によると「白瀑神社は、仁寿3年(853年)自覚大師巡歴のおり「世に比類なき霊地なり」と、自ら刻んだとされる不動尊像を滝の北方岩上に安置祈願したのが創建と云われています。中世には修験道の霊場となりました。貞享5年(1688年)藩主佐竹公の寄進した青銅の不動尊にまつわる故事から波切不動として信仰されていました。明治に至り白瀑神社となり郷社に列せられました。滝の高さは約17mあり毎年8月1日白瀑神社例大祭に行われる「みこしの滝浴び」は、白装束の男衆がみこしを担いだまま滝つぼをうねりながら回る様はまさに勇壮そのものです。全国でも唯一の神事で、涼味満点の夏の風物詩として県内外に広く知られています。」とあります。神社の境内はとても静かな空間で滝の音だけが鳴り響き荘厳な雰囲気があります。社殿は新しく感じましたが本殿に覆い屋があるので以外と古いのかも知れません。拝殿の彫刻もかなり凝っていてなかなか雰囲気があり円空が彫刻した仏像も伝わっています。神社の境内はすっぽり湾曲した地形に収まっていて一番最深部に白瀑があります。滝の水量は豊富であたりを神聖な空間をさせる力があります。
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