秋田醸造元建築(町屋)概要: 秋田県は良質な米と水の産地です。特に江戸時代後期から醸造業が盛んになり、大きな財力を持つ店も出てきました。特に江戸時代には酒造りをするのは特権階級のみで、ある程度の財力がある店が造っていた為、その建築も大型の物が多いと思います。明治に入ってからは多くの店が醸造業を始め、店だけでなく生産工場や蔵など多くの建物が建てられました。秋田県内に残っている醸造業社の多くもこれに当り、周辺地域の中で突出している建物が残っています。これらは町にとってもランドマーク的存在で町並みに大きな影響があります。単純に保存するだけでなく、積極的な活用していく事がこれからの課題になりそうです。
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