大仙市:正手沢集落

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概要・歴史・観光・見所
大仙市正手沢集落概要: 正手沢集落は特に街道沿いの町並みを有していると言うわけではありませんが、最近まで茅葺屋根が多い地域だったようです。屋根は瓦などに改修されていますが農家建築が数棟あり当時の雰囲気を十分に伝えています。集落の周囲はあまり高くはありませんが山に囲まれて集落の独立を保っています。集落の手前に庚申塔がありその脇に古道のようなものがあることから街道は集落の内部を通っていなかったかも知れません。

正手沢集落:町並み・写真

正手沢集落
刈和野 北野目 大沢郷宿 杉山田 萱ヶ沢 高尾 新沢 上蛇田 亀田 松ヶ崎
町並み
 庚申塔正手沢集落は四方を山で囲まれています。その為独立性が強く、あまり外部から影響を受けづらい環境にあったと思われます。集落の景観も茅葺屋根の建物はありませんが、現在なお当時と変わらない姿を留めています。峠は旧河辺郡と旧西仙北郡の境界線があり、ある意味最奥地です。旧亀田街道は現在の県道と重ならない部分もある為庚申塔の位置が若干気になります。道路が拡幅の際移設したのか、その脇の古道らしい道が街道だったのか?
今木神社
 今木神社今木神社は正手沢集落の中央に位置しています。現在は県道本荘西仙北角館線が通っている為多少雰囲気が損なわれていますが、集落の鎮守として現在も厚く維持されています。境内の前は広々とした空き地になっていて集落のイベントなどに使われているようです。高台にある神社とは対照的に開放感があり親しみ易い空間がここにはあります。由来や歴史的背景などは良く解りませんでしたが、秋田県内には男鹿半島や横手市などに同じ名称の神社があり水に関係しています。集落の名称に「沢」が付く事からも水が豊富な地域なのかも知れません。応安年間(1368〜1375年)に創建したと云われ元々は不動明王堂と称していました。


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