八峰町手這坂集落概要: 手這坂集落は案内板によると「 −ここに誰 世々咲く桃に かくろくひて おくゆかしけに 栖めるひと村− 菅江真澄 文化4(1807)年4月9日、真澄は大窪平(大久保岱)から手這坂に出た。家が4・5軒川岸にあるのが見えた。坂の上から眺めると、昔仙人が山の奥深く、清流の岸辺に庵を結び隠れ住んだという中国の桃源郷のように思われ、この和歌を詠んだ。」とあります。手這坂は江戸時代の紀行家で民俗学の祖とされる菅江真澄が訪れた集落の中で唯一その風景が残されていると言われています。手這坂集落に中には4棟の茅葺民家が残っていますが数年前から無人の集落となり現在は誰も住んでいません。古民家(農家建築)は概ね木造平屋建て、寄棟、茅葺、平入の建物で、往時から殆ど形態が変わっていないようです。ボランティアが補修などして管理をしてまちづくりに生かそうと努力しているようです。
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