鍾馗様概要: 旧南外村周辺では「鍾馗様」と呼ばれています。中荒沢集落と比べると体部分がなく面だけが奉納されています。お堂の中には歴代の面と思われるものが2面あり合計3つ奉納されています。又、謂れは分かりませんでしたがお堂の中には複数の木で作られた小刀がありました。又、この集落では男性神は男根として一緒に祀られており、当時は歴代の木製の男根が数多く奉納されていたそうです。現在では石造の男根を建立し、新しいものは作らないとの事。これら役200年前以上から続けられていたそうです。当時、鍾馗様も他地域と同じように大型だったそうですが、明治初期に他の地域から来た駐在に気持ち悪いからと相当数焼き捨てられ、残った木面は美術的、骨董的価値があった為、盗難が相次いだそうです。
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