仁王面概要: 仁王面は草g家住宅を訪れる際偶然に見つけたものです。特に調査をした訳ではないのですが、4体ほど見ることが出来ました。多分この周辺の集落全てがこの様な風習を残していると思われます。ここの地域は解りませんが、本来は胴体があります。同じ仙北市内の畑中集落では形や意味合いが変わりながらも現在に伝えています。他の地域では胴体をつくる後継者がいなく(過疎化が原因)仁王面だけを祭る所がありますので、ここの地域もそうかも知れません。これらは人形道祖神と呼ばれ集落の境に立ち悪霊や伝染病などを集落内に入れさせない一種の結界のようなものです。秋田県ではまだこの風習が色濃く残っている地域が多く岩崎の「鹿島様」が特に有名です。 四十程集落の仁王面はかなり年が経っていると思われ痛みがあります。謂れがあると思われる石碑が3個一緒に奉納されています。
|
|