正法院(北秋田市鎌沢)

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概要・歴史・観光・見所
正法院(北秋田市鎌沢)概要: 正法院の創建は江戸時代初期の明暦3年(1657)で、元々は当地域の最高峰である白津山の山岳信仰から民間仏教へと移行したと言われています。人別改めなど久保田藩の政策の一環としてもこの地域に寺院が必要だったと思われます。

楼門、本堂ともに昭和年代のものですが、楼門右側にある地蔵堂の中には木造の半迦地蔵尊像としては、秋田県内で最も古いとされている「丈六延命地蔵菩薩像」が安置されています。別名「弾丸よけ地蔵」、「汗かき地蔵」、「鎌の沢の大仏様」などとも呼ばれ周辺住民からの信仰の対象になっています。丈六延命地蔵菩薩坐像は江戸時代中期の延享2年(1745)に制作されたもので、像高4.82m、寄木造、頭部:楠材、胴部:桂材、運慶流蔵之丞了慶作、貴重な事から平成4年(1992)に北秋田市(旧合川町)指定文化財に指定されています。山号:白津山。宗派:曹洞宗。本尊:聖観世音菩薩。

正法院:写真

正法院
[付近地図:北秋田市鎌沢]
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