愛宕神社(横手市十文字町)

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概要・歴史・観光・見所
愛宕神社(横手市十文字町)概要: 案内板がなっかたので歴史や由来はよく分かりませんでしたが、神社の名称から迦具土命が主神で境内には多くの祠や石碑などある為、多くの神様が合祀されている鼎集落の鎮守と思われます。伝承によると戦国時代の天正から文禄年間(1573〜1597年)、皆瀬川で三浦を名乗る武士が溺死した事から、持仏を祭る為に一宇を設けたのが始まりとされ、その後、当地が開発され集落が形成されると産土神として信仰されるようになったと伝えられています。明治時代の神仏分離令を経て明治6年(1873)に村社に列しています。

主要道からは若干中に入る為、多少解りにくい所に鎮座していますが、境内は程よく広く、集落のイベントなどに利用されているようでした。愛宕神社拝殿は入母屋の鉄板葺きの屋根で桁行3間、梁間2間、正面1間向拝付の小ぶりの建物ですが、彫刻はかなり凝った造りになっています。横手周辺では比較的多い屋根の4隅に力士像が鎮座しています。時代背景からか、力士像は周辺の神社で見られる太身でがっしりとして鬼のような形相をしているものに対し、愛宕神社では細身でより人型に近い形になっています。

愛宕神社に伝わる小正月行事である「梨木水かぶり」は宝暦元年(1751)に氏子達が悪疫退散の祈願の為に水垢離をしたのが始まりとされ、見事念願した事から旧暦1月23日から24日にかけての丑の刻に愛宕神社境内に行われる行事として成立し、現在は毎年2月第3日曜日の朝8時半頃から日中かけて行われています。「梨木水かぶり」は江戸時代中期から続く伝統的行事として貴重な事から昭和57年(1982)に横手市指定無形民俗文化財に指定されています。祭神:迦具土命。

愛宕神社:写真

愛宕神社
[付近地図:横手市十文字町鼎]
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