宗老寺(由利本荘市西目町潟保)

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概要・歴史・観光・見所
宗老寺(由利本荘市西目町潟保)概要: 宗老寺は戦国時代、潟保一帯を支配した由利十二頭の1人潟保氏の菩提所で曹洞宗の寺院です。創建は室町時代後期の天文3年(1534)に当時の潟保館当主の海野弥太郎が開基となり由利本荘市前郷(旧由利町)に境内を構えている慶祥寺の十二世菊翁是琳大和尚を招いて開山したのが始まりとされます。海野弥太郎が信濃(現在の長野県)から当地に入封したのは応仁元年(1467)とも云われる事から、弥太郎の子供か孫の代に開かれたのかも知れません。

海野氏は信濃国小県郡海野荘(現在の長野県東御市本海野)を本貫地とした氏族でしたが、応仁元年(1467)に信濃の豪族である村上氏に敗れ小県郡塩田荘を失い、応仁2年(1468)にも「海野大乱」で村上氏から圧迫を受けています。本流はその後も信濃に留まりましたが、一族の一部は当地まで逃れたとも考えられ、後裔は潟保氏を名乗り、慶長7年(1602)まで5代に渡り領主を歴任しています。

宗老寺は潟保館(孔雀館)の一角に位置し本尊は釈迦牟尼仏で宝物として作者、年代不詳の虚空蔵菩薩像があります。現在の本堂は昭和9年(1934)火災の後建替えられた昭和43年(1968)に建てられたコンクリート造の建物です。山号:龍洞山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。

宗老寺:写真

宗老寺
[ 付近地図:由利本荘市西目町潟保 ]・[ 由利本荘市:潟保集落 ]


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