秋田・町並み探訪
〜川港町の風景〜
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川港町の特徴: 現在では川港町と言ってもあまり馴染がありませんが、鉄道が普及する以前は物資の移送は舟運が中心でした。その為、荷物の荷揚げなどの中継地点は経済の集積地点となり活気を呈し、特に秋田県では、雄物川を始め米代川や子吉川など東北を代表する河川があり米や木材、鉱山鉱石など多くの物資が利用され川港町が発展していきました。角間川は雄物川舟運の最大の川港として多くの浜倉が建てられ現在は2棟が保存され、子吉川舟運で発展した前郷には船着場跡である「舟つなぎ石」が史跡指定されています。明治の中期になると奥羽本線など鉄道が敷かれた為、しだいに舟運業は廃れて町も衰退していきましたが、当時からの商業地として確立していた事もあり現在でも周辺地域の中心的存在となっている例は多いと思います。川港町の町並みの特徴としては米内沢や増田町真人にその痕跡を見る事が出来ます。川に沿って家屋を配置し、前面の道路と川岸の両面から出入り出来るように敷地形状をうまく利用してる為、必然的に3階建ての建物が多く、軒を連ねています。また、前面道路と港を繋ぐ、通路や階段などが見られることも特徴の1つと言えます。
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