由利本荘市:玉ノ池・宮内集落

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概要・歴史・観光・見所
由利本荘市玉ノ池・宮内集落概要: 玉ノ池、宮内は矢島街道沿いにあった集落です。詳細は解りませんでしたが子吉川に接している事から舟運でも何らかの機能を果たしていたのかも知れません。国道は集落の外側を通っている為、町屋などの建物はあまりありませんが、現在でも落ち着いた町並みが続いています。それぞれの集落に八幡神社がありそれぞれ個性的です。下浜から移築された社殿の方は屋根の4隅に力士像が鎮座しています。

玉ノ池・宮内集落:町並み・写真

玉の池
本荘 薬師堂 宮内 黒 沢 前郷 大水口 山本 吉沢 小板戸 矢島
玉の池八幡神社
 玉の池八幡神社玉ノ池八幡神社は案内板もなく由来や歴史はよく解らないのですが、集落の大きさからいても社殿はかなり手が凝っています。集落の中にひっそりとたたずんでいて決して目立っていません。境内も社殿に比べやや狭い感じがします。社殿自体はは元々ここには無く下浜から移築されてきたようです。拝殿の四隅には力士像が屋根をしっかりと支えていて宮大工の技が光る彫刻美があります。
宮内八幡神社
 宮内八幡神社宮内八幡神社は矢止八幡神社とも言われ天徳3年(955)の創建です。後三年の役の際、源義家の本陣が置かれたという伝承が伝わっています。銀杏の大樹の近くには義家が腰掛けたという石も残り歴史を感じさせます。参道は鳥居から拝殿まで以外とに長く、複数の境内社が軒を連ねています。又、鳥居脇には庚申塔などの石碑が数多くあり、周辺地域からも信仰の対象になっていたと思われます。元祿7年(1696)に本荘藩主の六郷氏が再建。
水場
 水場この水場は宮内八幡神社の鳥居の近くにあります。元々水が湧き出ていた為、聖地として宮内八幡神社が建てられていたかは分かりませんが、水場付近には小さい社も鎮座しています。現在は使われていない様な雰囲気でしたが清潔感はあります。水場でよく見られる3段構造になっていて、洗物をすると見られる所は長細い構造になっていて数人が一緒に作業出来るようになっています。


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