真人城(横手市増田町)概要: 真人城は真人山に築かれた伝承の城ではっきりとした遺構がないと云われています。古代から中世に掛けて、現在の増田町は、多賀城と秋田城を結ぶ街道の中継地として重要視されて、真人城は前九年の役で朝廷側について勝利を得た清原真人武則の居城とされています。江戸時代紀行家の菅江真澄も増田町に訪れた際「増田なる真戸山は真人山にて清原真人武則の居城跡なりつるよしを云ひ」として書いています。そういう伝承があるせいか増田町では真人山を神聖視している感じは受けます(麓に西国33観音や中腹に三吉神社がある)。現在ま真人公園と整備され「全国さくら名所100選」にも選ばれ、秋田県屈指の花見の名所になっています。
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